黄昏乙女×アムネジア 第12話 「黄昏乙女」

最終話。感動のシナリオ。なんだけど、ありきたり感があった。ラストのキスはにやにやせざるおえなかった。なんというハッピーエンド。

理事長のはからいで、夕子の遺体は回収され、葬儀がおこなわれた。感情が戻った夕子は貞一といちゃこらいちゃこらする。夕子の身体は透け始めていた。成仏を悟った夕子は貞一に別れを告げる。貞一は最後の最後まで夕子と一緒にいたいと言い、二人は最後のときを過ごす。夕子の声が聞こえなくなった貞一は、夕子と筆談する。夕子が消える前に、キスをする。夕子がいなくなって、さみしくも平穏な日常が戻ってきたかと思ったら、部室には夕子の姿があった。心残りがなくなったはずだった夕子だったが、貞一とのキスが忘れられなくなったと、貞一にのしかかりキスをする。

「そして僕は、夕子さんに本当にとりつかれてしまった」

最初から最後まで内容のつまったシナリオで、おもしろいアニメだった。真面目な話と怖い話と、夕子さんとのいちゃいちゃ話が交じり合っている良いシナリオだと思う。