マケン姫っ! 第12話 「楽園を守るもの」

最終話。最終話なので、話をまとめなくてはいけないというのはわかるけど、もうちょっとなんとかならなかったのか。最終話だけ話の出来が悪かった。本当の戦いはこれからだ!ってのはよくわかるんだけど。タケルが暴走したときに、何かショックを与えなくてはいけない、ってので、春恋がキスでもするのかと思った。それはそれでワンパターン過ぎるか。まあ、とにかくこの最終話だけはなんとかしてほしかったなあ。

春恋が大和乙媛に捕らえられてしまう。タケルは裏山に呼び出され、桔梗と戦い、ぼろぼろになる。タケルは子どもの頃、道場破りに母親を倒され守れなかった過去があり、母親に戦いを終わらせるための本当の強さを持ってほしいと言われた。力に目覚めたタケルは元来持っているブラッドポインターの能力を使ってヤマタノオロチの邪気を吸収する。力が暴走したタケルは無尽蔵にエレメントを吸い込み、タケルの身体が耐えられなくなっていた。デミトラたちに助けられた春恋がタケルの前に現れる。タケルにムラクモを突き刺し、タケルの邪気を浄化する。桔梗がタケルをカミガリに入るよう誘うが、マケンキメンバーを前に退散する。エピローグ。いっそう精進するようになったタケルやマケンキの日常を春恋が紹介する。おわり。

今期一番好きだったアニメ。幼なじみ、幼い頃の約束、なぜかみんなからもてまくる主人公、ハーレムものもここまでやってくれるとおもしろく感じる。肉感的なキャラクターデザインもいい。話はあまり考えずに手放しでたのしめる。こういうアニメが好きです。