『僕の血を吸わないで5 アクシデントはマキシマム』

最終巻。キャラクター総出演で、今までの登場人物たちにも役割を割り振って伏線を回収するシナリオは見事だと思う。

卒業式。ダビンチルド(タビンチ)の手違いで出来損ないの吸血鬼菌が蔓延してしまう飯波市前原町。ドクターアラキが自らジルたちにとどめをさすために森写歩郎の前に現れ、前原町をミサイル攻撃して鎮圧するという。森写歩郎はジルを人間にするために完成したニンゲンニナールを投与する。アラキに心臓を撃たれ屋上から落下した森写歩郎を吸血鬼にするためにジルは吸血する。吸血鬼になった森写歩郎はアラキを倒し、ミサイルの軌道を変え、一緒に爆発してしまう。三年後。人間として前原町に暮らすジルのもとに森写歩郎が現れ、ジルを吸血する。おわり。