『ゼロの使い魔12 妖精達の休日』
- 作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: 文庫
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三つの短編。コメディ色が強い巻です。
第一話。トリステイン魔法学院に編入してきたティファニア。可愛らしい容姿と凶暴な胸も手伝ってちやほやされる日々をおくっていた。が、ティファニアの同級生・ベアトリスにいじめられてしまう。エルフ耳を隠すためにかぶっていた帽子を取ることを強要されたティファニアは、人間とエルフとのハーフだと露見する。異端審問にかけられたティファニアをギーシュが救い一件落着。
第二話。ティファニアの胸をこねくりまわしてしまった才人はルイズに勘当されていた。才人を元気づけようとしたギーシュは、水精霊騎士隊で女子風呂をのぞこうとする。モンモランシーに見つかった水精霊騎士隊は女の子たちにつかまってしまう。才人はタバサのおかげで事なきを得るが、裸のタバサといるところをルイズに見つかる。
第三話。才人をどうにか自分に振り向かせようとがんばるシエスタ。裸エプロンなどを披露しつつ。ジェシカにもらったほれ薬を捨てたシエスタだったが、運悪くモンモランシーがそれを拾ってしまう。モンモン・ルイズ・キュルケ・シエスタ、メイドたちを巻きこんで百合パーティ。おわり。
「なんというかね……、きみのいた国はどうか知らないが、こっちにだって可愛い女の子はいるし……、貴族にだってなれたじゃないか。もしルイズに放り出されるようなことがあったら、ぼくの領地に来ればいい。きみ一人ぐらい、養ってやるぜ」p.60、本当にギーシュはいいやつだな。
女子風呂をのぞこうとするウンディーヌ。それで水精霊騎士隊の人気は地に落ちるわけですね、わかります。