『ゼロの使い魔11 追憶の二重奏』
- 作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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今回はギャグテイストが強い閑話です。
タバサを助けたガリアからの帰り、アンリエッタのお達しでラ・ヴァリエール領へと戻ることになった才人たち一行。ルイズママのカトリーヌの竜巻魔法に目が点になったりしつつ。アンリエッタはルイズが虚無の担い手であることをラ・ヴァリエール一家に告げる。魔法学院に戻った才人たちは、新学期を迎えていた。ロマリアの教皇と会談したアンリエッタは、ガリアの陰謀に対抗するためにも、ティファニアをトリステインに呼び寄せるよう才人たちにお願いする。ウエストウッド村に滞在していたフーケとひと悶着ありつつ。才人は使い魔として召喚されたことで、故郷に帰りたいと思う気持ちや、ルイズを好きだと思う気持ちを強要されているのではないかとタバサやキュルケたちに進言される。ティファニアの虚無の魔法で、才人の『こっちの世界にいるための偽りの動機』を消去する。突如襲ってきたヨルムンガントを力を合わせて撃退して、おわり。
アーハンブラ城で使った踊り子のきわどい衣装で才人を誘惑するルイズ。才人はずらされた平原の胸の布に飛びつく。もうこいつらの行動が馬鹿過ぎて愛しい。
ラ・ヴァリエール一家の晩餐でコロコロと笑うカトレア。ああカトレアお姉さま、かわいらしいです。
故郷と母親を思って郷愁の念を抱く才人にカトレア「……わたし、あなたのお母さんになれたらいいのに」p.96。泣いた。「つらかったら、いつでもここに帰ってらっしゃいね」p.99。お姉さん……。カトレアお姉さまは無限の慈愛に溢れています。
ハルケギニアの文字を勉強しようとした才人をタバサが手伝う。タバサかわえぇぇ。
才人はタバサが好きでロリのコンだと勝手に勘違いしたシエスタが、そんなサイトさんが……「シエスタはぽっと顔を赤らめたので、才人は頭が痛くなった」p.167。シエスタは完全に悩みの種になっとる。
ティファニアの記憶消去魔法で、才人がツンデレに戻ったところで、つづく。