『神様のおきにいり2 びしゃがつくの巻』
- 作者: 内山靖二郎,真田茸人
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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妖怪は人間には理解出来ない摂理で生きていて、ときに恐怖を与えることもある、という第一巻の内容を練ったような話の第二巻です。
柔らかい感じのこの挿絵が好きだなあ。pumpkin jet!、そういえばGA文庫の『サーベイランスマニュアル』は絵だけで買おうかと思っていたんじゃった。
全体的に『転ぶ』ということばがテーマのひとつです。この作品でいう『転ぶ』というのは『気持ちが挫ける』という意味。
「智宏、智宏、智宏っ! すごいぞ、こいつは。なんというもふもふ感なのだっ!」p.150、なんというもふもふ感。
終章、賽銭の分配で町内会長を決める。この巻も終章がおもしろい。