『クダンの話をしましょうか』

クダンの話をしましょうか (MF文庫J)

クダンの話をしましょうか (MF文庫J)

「くだん」という妖怪というか動物というかUMAをモチーフにして、それをヒロインの能力にした話。クダンは予言を与え、そしてその人の記憶から消えていく、というような展開で短編の話が進む作品。

全体的に謎めいていて深い大人しい話なんだけど、ところどころにクダンの可愛らしさが出ているので飽きずに読めます。

思い返してみると、なんかおもしろい本だったなあと思えるような本です。