『ぱいめが』

コンプリート出来るかなこのゲーム、などと思いつつ始めることに。

とにかく文章のテンションが高い、つうか主人公のテンションが高い、体育会系のノリ。

永澤玲、これぞ吉川華生というか、いいキャラしてます。パンチしてきたりキックしてきたり、大声で怒鳴ったり、それでいてツンデレの要素も含んでいて、なかなかいいかも。

一条光、子どもっぽい年上のお姉さんが良い。一色ヒカルが演じるとなお良いというか。

冒頭で主人公が、貧乳好きの先輩に対して、「まさか先輩はおっぱいが怖いんですか!?」と言います。昔、『子安・氷上のゲムドラナイト』というラジオ番組で、大きい胸が好きか小さい胸が好きかという氷上恭子の質問に対して、子安武人は「大きいと圧迫感があって恐いから小さい胸が好き」というようなことを言っていたと記憶しています。自分も当時から貧乳が好きだったので、子安の話を聞いて納得した覚えがあります。巨乳好きというのは、そのこともわかっていて、巨乳のボリュームが好きなのかな、なんて小一時間考えていたり。

始めて3、4時間、ここまで読んできて、テンションが高いまま、だれることなくシナリオが続くというのは、このゲームかなりおもしろいかも。

メインヒロインの日比野梓鶴、ここまで気合いの入ったちゅぱ音は久しぶりに聞いたかも。茶谷やすらをちょっと見直しました。

ヒロインが伊達眼鏡なことに関して。途中どうなるかと思いましたが、結論はここに至るわけで、安心のめがねっ娘ゲームです。で、伊達眼鏡に関して思ったこと。伊達眼鏡だろうと度入り眼鏡だろうと、眼鏡を好きな気持ちは変わらないんじゃないかな、なんて思ったり。それは、モモーイが眼鏡をかけていたり、あるいは自分が伊達眼鏡をかけていたりするのと大差ないといえるんじゃないでしょうか。この場合、ヒロインが眼鏡好きではないことが問題であって、伊達眼鏡なのはそれほど大きなことではないような気がします。

梓鶴シナリオ終了。結局、バカップルぷりを存分に出したシナリオだったかも。シナリオは笑えたし、眼鏡論には満足だし、乳論はそれほど前面に出されていなかったけど、茶谷は良かったし、全体的によかったかも。主人公が体育会系な性格で随所で笑えた。あまりに熱いヤツだと微妙っぽいけど、それほどでもなく、適度でよかったと思います。感動のシナリオというわけではないけど、こういうポップなノリのゲームも悪くないかもと思いました。