この中に1人、妹がいる! 第01話 「見知らぬ妹からの声」

原作は第一巻だけ既読。声で妹が誰かわかるかと思ったけど、意外とわかりにくい。電話の妹の声が小倉唯かと思った。しゃべりかたが『ロウきゅーぶ!』のひなたに似ていた。エンドクレジットに小倉唯の名前はなかったので、電話の声は石原夏織がやっているのかな。そうだとしたら相当声真似がうまい。映像で見せているので、携帯電話の形から誰が電話をかけているかもろわかりになっているわけだけど、ご愛嬌。

名和監督に脚本は雑破業、期待がふくらむ。若干シナリオに差異はあるものの、それなりに原作通り。心乃枝との出会いは、原作ではケーキ屋で出会い頭にぶつかるが、アニメではトラックにはねられそうになる。妹ものではあると思うんだけど、妹が誰なのかわからないという。単なるハーレム作品かというと、推理要素やホラーな場面もちらほら出てくる。

帝野将悟は父親が他界し、葬式に出る。控え室で妹を名乗る娘に「お兄さまと結婚する」宣言をされる。しかし妹の姿は見られないまま。帝野グループを継ぐことに決めた将悟は一年間の英才教育をへて、結婚相手を見つけるためにお嬢さまが多く通う高校へ転入する。初登校の日、いきなり迷子になってしまった将悟は、道の途中で鶴眞心乃枝(石原夏織)に出会い仲良くなる。心乃枝はクラスメイトで隣の席。反対側の席の神凪雅(佐倉綾音)はツンケンしたツーテールの少女だった。心乃枝のゴミ捨てを手伝い、キスしそうになる。帰宅。今日は将悟の誕生日、ケーキと特撮人形が届く。妹を名乗る娘から電話があり、将悟は疑心にかられる。翌日。学校で視線を感じて追いかけてみると、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ少女が現れる。つづく。

女の子がいっぱい出てくるアニメ。こういうアニメ、好きです。今期の中でもかなり期待しています。