あの夏で待ってる 第11話 「行かないで、先輩。」

檸檬先輩、まじで何者なんだよ。笑った。これで以前地球に来て、イチカに遺伝子レベルで思い出の場所をインプットした存在が『おねてぃ』関連の人物だったら、とりはだものだなあ。というか、暗にそれを示唆しているだけで、この話がおもしろくなる。たのしくなってきた。

イチカの姉、貴月エミカ(堀江由衣)が現れ、イチカを連れて帰ると言う。海人とイチカは、二人が一緒にいられる方法を考えるが、どれも駄目だった。諦めたイチカは家を飛び出す。イチカを見つけた柑菜は、そんな簡単に諦めていいのかと怒る。海人はエミカと話し、思い出の場所はイチカたちの先祖が遺伝子に組み込んだものだと聞く。エミカと話した檸檬の提案で、先祖が思い出の場所で異星人と地球人が交流したのではないか、それならばそこに行けば地球が未開の惑星ではないと証明出来る、その場所を探すことにする。思い出の場所を見つけたイチカたちだったが、救助ポッドが追ってくる。檸檬の用意した車に乗り込み、思い出の場所へ向かう。つづく。