劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神

映画。なかなか真面目なアニメだった。前半はテレビシリーズの総集編を日和が見ていた形で描いて、後半は日和の話。女の子の視点から主人公を描く。日笠陽子の落ち着いた感じの演技がいい。ラストは救いのない展開だったけど、ラストのラストで希望がありそうだった。テレビ第三期に期待!

「じゃあ私たち、いままでずっと同じ景色を見てたんですね」

前半は風音日和(日笠陽子)の目線でいままでの話を振り返る。日和が智樹を好きになったのは、調理実習でぶつかって野菜を落としてしまったときに、日和のつくった野菜を智樹が好きと言ってくれたことだった。後半。そはら、ニンフ、アストレアは智樹と日和が付き合っているのではないかと疑う。日和は智樹に告白する。返事を聞くために出かけた日和はトラックにはねられて死んでしまう。守形は、空で見たカプセルに入った日和と、ここにいる日和の関係をつきとめようとする。みんなの記憶から日和の記憶が消えていく。空の日和が目覚める。シナプス人の日和は再び智樹たちの夢を見ようとするが出来なかった。空のマスターは日和をエンジェロイドに改造することで、再び地上へと戻す。エンジェロイドになった日和は智樹を殺そうとする。イカロス、ニンフ、アストレアの三人が戦い、日和は時空消失する。エンディング。智樹が好きだと言った空美町を見渡せる場所で、日和は智樹の前に現れる。おわり。