101番目の百物語5 サイトウケンジ MF文庫J

101番目の百物語 5 (MF文庫J)

先輩天使すなあ。そんなわけでクライマックス。今回はつづく話にならずに、この話はこの巻で完結した。百物語はまだつづくわけだけど、先輩との話に決着がついたので、クライマックスらしい。無償の好意を向けてくれる女の子がいっぱい出てくるので、読んでいてたのしい。次の巻もたのしみに待っています。

前回のつづきから。詩穂先輩に告白するが先輩は保留する。みんなで海へ旅行に行く。先輩はモンジに自分がハーフロアなことがばれていることに驚き、告白を保留した。海でみんなといちゃいちゃ。ヤシロちゃんが先輩に接触し、先輩が「8番目のセカイ」の「管理人」であり「2000年問題」のロアだったことを告げる。先輩は暗闇に取り込まれる。異変に気がついたモンジは、理亜とロアの世界へ行く。モンジは先輩と支えあっていきたいと告白し、先輩を救い出す。ヤシロちゃんは自分の中に「ノストラダムスの大予言」が封印してあると話す。