『僕の血を吸わないで』

僕の血を吸わないで (電撃文庫 あ 7-1)

僕の血を吸わないで (電撃文庫 あ 7-1)

阿智太郎のデビュー作。オチの電池切れはくだらな過ぎて予想出来なかった。笑える。お決まりでどうしようもなく馬鹿らしい本で、そこがたまらなく好きです。

吸血鬼の少女、ジルことパテキュラリー・ジルコニア・ブロードは、吸血鬼狩りの組織、ブラックウイナーに命を狙われている。さえない高校三年生の花丸森写歩郎はたまたま家に飛び込んできたジルを匿うことになる。高校の演劇部でしいたげられたりしつつ。森写歩郎とジルは、ジルを追ってきたクラレンスことクラレンスレンバチュウーノサカッチナイトカイタンホースコピマイチラククルスアゲンストというブラックウイナーの刺客と戦い、和解する。