『もっけ』

ほのぼのだけど本格派な妖怪物語。見える姉と魅られやすい妹の話。特に第11話「ダイマナコ」と第17話「スダマガエシ」が好き。「ダイマナコ」は、正月に本来は嫌われ者であるダイマナコを、罵りながら山に返す話。「スダマガエシ」は、瑞生が個性のある木に魅られて、それを封じたときの木魅の「そのあかつきには自由に遊ぼう、楽しみにしている。我は戯れたくて仕方ない」という台詞が印象に残りました。