『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望』

今回は上下巻に分かれて、いつも以上に推理小説っぽくなりました。

壊れたマユを修復するために、主人公が幼少のころに暮らし監禁された経験がある実家に行き、マユの思い出の品物を取ってくることを決めた。成り行きから実家の隣に住む柚々も引き連れて。しかし、主人公の実家は改修され大江家という酔狂な一家が住んでいた。事件と一家のファンだと言う家の婦人・大江景子。泊まっていってほしいという申し出を受け入れた次の日、景子は庭で死んでいた。ついでに扉という扉は施錠され家に監禁状態になってしまう。さてさてどうなるのか。という話。つづく。

やっぱり柚々かわいいなあ。主人公がまーちゃんから柚々に乗り換えてくれることを切に願って。もちろん嘘だけど。

「『昼寝』「してたら」『家に』『置いて』『いかれた』」p.32、まじで考えてくれねえか、乗り換え。

しっとりと長い黒髪ストレートで切れ長美人さんの長女がいい。

p.133、主人公と息ぴったりで嘘の応酬をする湯女さん。湯女かわいいなあ。超絶美人だし。ああ、主人公のことがすごく好きだから、性別が女で主人公と同じ性格の湯女も好きなんだ。

「いけない世界に目覚めそう」「寝てろ」p.181

話自体もおもしろいんだけど、それ以上にキャラクターが魅力的だったから、キャラクターのことばっかり書いてしまいました。