『ゼロの使い魔』
- 作者: ヤマグチノボル,兎塚エイジ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2004/06
- メディア: 文庫
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第一巻は、才人召喚から、土くれのフーケを『破壊の杖』で一時撃退するまでの話。ルイズの召喚魔法で異世界のトリステイン魔法学院に呼び出されてしまった才人が、ルイズに罵られたり足蹴にされたり、メイドのシエスタに食事のほどこしを受けたり、貴族のギーシュと決闘をしてルーンの力のおかげで勝ったり、ルイズに罵倒されたり、微熱のキュルケに迫られて誘惑されたり、ルイズと剣・デルフリンガーを買いに街まで行ったり、ルイズとキュルケの決闘の巻き添えをくらったり、突然現れた土くれのフーケのゴーレムに踏みつぶされそうになったりしつつ、ルイズとダンスを踊る話。
「なんで俺がお前の下着を! 洗濯! 嬉しいけどふざけるな!」
p.43
ルイズに下着を洗濯しろと言われた才人。なんて素直なやつ。
完全なファンタジーじゃないから広く受け入れられたんじゃろうか。才人が出てくることで、現代的な科学の説明なんかも出来るんじゃろうし。これが「タバサ、がんばる」みたいな小説だったら、もっとファンタジー要素だけの作品になっていただろうと思う。
今まで読まないでいた『ゼロ魔』だったけど、アニメとは違ってキャラクターがどう思っていたかとか、細かいところでアニメにはないシーンがあったりして、一通りたのしんで読むことができました。