『かのこん2〜はじまりはじまり〜』

かのこん〈2〉はじまりはじまり (MF文庫J)

かのこん〈2〉はじまりはじまり (MF文庫J)

相変わらずラブラブな耕太とちずる。ちずるの一方的で過剰な愛情にたじたじな耕太は、肉屋の前でひたすらスペアリブをむさぼる少女・犹守望(えぞもりのぞむ)と出会い、これまた一方的で過剰なボディタッチの愛情を受けることになる。そして望はニホンオオカミの妖怪で……。

 クラスメイトの話題が、だんだんと耕太へと移ってゆくのが、洩れ聞こえる会話でわかる。エロス大王のつぎは、なにになるのだろうな……もう耕太は哀しくもならなかった。心が麻痺したのかもしれない。

もう戻れないところまで行っている感じの耕太が笑えます。

物語は、望の兄・朔と戦い、学校を裏で操る組織『葛の葉』の謎と、ちずるの八つの尻尾の力、耕太の力、という伏線を張りつつ次巻へ。

つるんと剥き出したちずるの生尻をぺんぺんしたり、一緒に風呂に入ったり、いつもながらのエロスとギャグが冴え渡っています。