『あそびにいくヨ! 7 とってもあついのキャーティアシップ』

前巻でクリスマスプレゼントとお年玉として、キャーティアが人類に贈った軌道エレベータを使って、キャーティア母船を訪れる騎央、エリス、アオイの三人。母船で清く正しい三角関係を展開させながら、アントニアのアシストロイド「へいほん」の不手際によって気温が上がってしまう船内。エリスやキャーティア人たちの露出も上がった今巻。

キャーティアの能天気さが全面に出ていた今巻、騎央・エリス・アオイの三人に焦点を絞って、恋模様というか、周りの人(猫)たちのお節介が描かれていて楽しめました。物語に大きく関わる話ではないかもしれないけど、こういう日常の話はすごい好き。

ニルメアがどうなったのかは書かれていませんでしたが、ジェンスがやけに丸くなっていたのには微笑してしまいました。

アオイの新たに生まれた騎央への感情、軌道エレベータを襲撃しようとした艦隊、いつもながらにラスト付近で怒涛の伏線が登場して、次巻へつづく。