第02話 「はじめてのお正月」
脚本:雑破業、絵コンテ:こでらかつゆき、演出:松浦錠平、作画監督:武内啓、絵日記:ちょこ(斎藤桃子)
あらすじ
元旦、クリスマスプレゼントの妹を回収しにくるサンタのお姉さん、という初夢。服をはだけたあられもない姿で、はるまの布団にもぐりこんだちょこに和む。
「あけましておめでとう」をするちょこははるまにお年玉をねだる。茶封筒に500円を入れて渡し、素直によろこぶ妹。朝食を食べて初詣に出かけるちょことはるま。手水場で手を洗っていると、隣の部屋に住む安岡さんと出会う。賽銭箱の前で鐘を鳴らして手を合わせるちょこをやさしい目で見つめるはるま。「熱心に何をお願いしてるのかなって」「あのね、ずっとずっーとお兄ちゃんと一緒にいられますようにーって」。
部屋に戻りこたつでまったりしているところに真琴が現れ、正月から一緒に酒を飲むことに。大家さんもはるまの部屋を訪ね、足を怪我したのを機に大家稼業をやめて田舎に行くことになり、つばき荘の大家を孫に任せることにするという。
翌日、二日酔いで倒れるはるまを家において散歩に出かけるちょこ。公園によったちょこは、バドミントンをする兄弟と遊ぶことに。次にコンビニエンスストアによったちょこは、お菓子を買おうとして色鉛筆を買ってしまう。
大家さんに倣って日記をつけることにするちょこ。
次回へつづく。
次回は「すっごいぷよよんでふにふにでふるるん」な管理人さんが来る話です。
雑感とか
最初の初夢のシーンは、目が覚めたら隣に寝ている妹がいなくなってしまうのでは、という思いにはるまが苛まれているということ。「いったんクリーニングして、他の希望者にまわすんだ」というサンタのお姉さんの台詞は微妙に怖いような。
ちょこの「除夜の鐘ってまだ鳴らないの?」という台詞は小説の大晦日の話とつながっています。
500円のお年玉って微妙になめきっているな。おせちはないの? お雑煮は? 鏡餅は? おとそ……、じゃあ獅子舞……、ちょっとのわがままもかわいいちょこ。
手水場で頭をなでこりするはるまが激しくうらやましいのですよ。ちなみに安岡さんは求職中です。鐘を引いて鳴らすって珍しくないかい。節々ではるまがちょこに向けるやさしい眼差しがなんかいい。「熱心に何をお願いしてるのかなって」「あのね、ずっとずっーとお兄ちゃんと一緒にいられますようにーって」、……もう言うことない(*´д`*)
原作では出てこなかった大家さん(千歳の祖母)初登場。千歳が出るための伏線というか。
口の周りに色鉛筆の色が付いたちょこ、まさか食ったのか。
今週もちょこにハァハァしつつ、『ちょこッとSister』をみるとあり得ないくらいテンションが上がるおじゃむーなのでした(´ー`)