『グラウスタンディア皇国物語』第一巻でリュリュが食べたもの一覧
『グラウスタンディア皇国物語』のリュリュの食べる姿と擬音が愛らしすぎたので、リュリュの食べているシーンを抜き出してまとめてみました。
無表情で大食いとか、いいよね。
前作の『吼える魔竜の捕喰作法』は竜を調理するラノベだったけど、料理や食べものを物語にからめるのがうまい。その世界の食生活から文化をさりげなく読み取れるようにしているのがおもしろい。
料理ラノベってそれほど数がないんだけど、食べる行為はすべての人間に共通する要素なので、うまく題材にすれば現実の生活に結びつけやすく、読みやすい内容になる気がする。なんとなく、料理ラノベが密かなブームになりそうな予感があるんだよなあ。
リュリュが食べているシーン
そう言いながらもリュリュは、クロムから受け取った干し肉をもしゃもしゃと咀嚼する。
p.17
木の根に腰かけ、彼女は木の実を齧っている。
p.31
クロムが紹介するのだが、リュリュは全くの無反応で乾燥させた木苺を摘んでは口に放り込んでいる。
p.34
そう言いながらクロムは食事作りを始める。その傍らからリュリュが鍋の中身をちょいちょい摘まみ食いをしてくる。
p.35
すると、そこへ荷造りを終えたリュリュが、ミントの茎を齧りながらやってくる。
p.50
彼女はずっと本を読みながら、フルクロ名物の焼き菓子を食べている。
p.58
リュリュの方は、あんなことは無かったかのような澄ました顔で、窓の外を眺めながら黒パンを齧っていた。
p.95
と聞く。すると、リュリュはもしゃもしゃと黒パンを咀嚼しながら、
p.96
初めて見る光景だからか、リュリュなどは
小舟 の縁に手を掛け林檎をシャクシャクと食べながら、興味深げにジッと泳ぐ魚を目で追っていた。
p.99
と思い、隣でクッキーを頬張るリュリュもまた、
(クロムは好きだな、エロ本)
p.103
リュリュの方は皇宮内が珍しかったのか座ろうとせず調度品を眺めながら、出されたパンケーキをモスモスと食べている。
p.116
彼女が目で追っているのは他でもなく、苺ジャムを乗せたクッキーをぽりぽり食べているリュリュだろう。
p.119
リュリュの方はポカンとしながら、最後のクッキーを口に放り込んだ。
p.121
食欲も少しは戻ってきたのか、今は五杯目の麦粥を啜っている。
p.162
リュリュの方は荷物が少ないせいか、荷造りを終えて干しブドウをポンポン口に放り込んでいる。
p.179
すると蒸かしたジャガイモに手を伸ばしたリュリュが、状況が判らないという顔をして近づいてきた。
p.184
その傍らから厚切りのハムを咥えたリュリュが走り込んできた。
p.192
リュリュの方はあまり興味がないのか、バケットパンを齧りながら窓の外の月を眺めている。
p.200
首に腕を回し剣先を突き付けられたリュリュは、食べかけのオレンジをその場に落とした。
p.269
リュリュは特大の赤いゼリーを掬っては皿に盛り、モッモッと食べる。
p.289
隣で見ていたリュリュも一瞬、そんなクロムに目を移す。が、気にする程の事ではなかったのか、再びゼリーをモッモッと食べだす。
p.292