あの夏で待ってる 第05話 「先輩はヒロイン。」

照れたイチカがカメラを手でのけるシーンが印象的だった。映画のシナリオ、檸檬はわかってやっているんじゃないかと邪推してしまう。海人がイチカと自然にいちゃいちゃしてしまうものだから、柑菜としては気が気じゃないだろう。哲郎がかっこ良過ぎる。しかしおせっかいを焼きすぎるのも考えものか。

「さあ、たのしいたのしい映画制作を始めましょう」

檸檬の音頭で映画製作が始まる。檸檬が脚本を書き、アドリブで進む。イチカが宇宙人という設定で、哲郎がMIBとして登場する。柑菜は、哲郎が自分が海人のことを好きなことを知っているかたずねる。シナリオの成り行きからカメラマンをやっていた海人がイチカを家に向かい入れるという話になる。翌日、雨降りで撮影は延期になる。柑菜は海人とイチカのことを思い浮かべ、海人の家へ差し入れを持っていく。海人とイチカが仲良くしているところを見て、イチカにいつまで留学するつもりなのかと聞く。海人の家からの帰り、柑菜は自分の行動に自己嫌悪になり涙ぐむ。道の途中で哲郎が待っていて、海人のことを相談する。夜に哲郎が海人の部屋をおとずれ、哲郎は海人に、柑菜は海人のことが好きだとつげる。