『神様家族Z 仮免天国』

シリーズの続巻。いつものあれな感じの『神様家族』でした。

神様になった佐間太郎は、テンコやスグルとともに世田谷の街を守るためかんばっていた。そんなある日、パパさんのはからいでエリート天使のアンジェラ(アンコ)が佐間太郎のサポートをするために、神山家にやってきた。アンジェラは雪ダルマの人間になりたいという願いを叶える。ロリ天使の登場に佐間太郎がロリのコンになったと大騒ぎのママさんだったりする。冒頭で救おうとして失敗した小野寺くんが、何か問題を抱えているのではないかと思った佐間太郎は、テンコ、アンコと一緒に菊本高校に編入する。小野寺くんは幼なじみの千恵美に片思いしていたが、勇気が出せず告白することが出来ずにいた。雪ダルマは身体が融けていくが千恵美に思いを伝えたい。その雪ダルマの行動からアンジェラは何かを感じ取る。悪魔からキャンディを手に入れた小野寺くんは、自分の記憶と引き換えに力を手に入れ千恵美に告白する。それに異変を感じた佐間太郎たちは、悪魔の岡崎を追い返し、一件落着。おわり。

ピンナップ、久美子さんの赤い目が好きだわあ。

佐間太郎は神様になった。パパさんは大神様になった。ママさんは大女神様に。テンコは大天使に、スグルは大大天使。そして久美子さんは小森久美子から大森久美子になった。こんな発想が出来る人は桑島由一くらいしかいないよ。

終わったようで全然終わっていない。つまり完結はしていないわけで、むしろ悪魔の動きが気になる終わり方になりました。第七巻のほうが完結したって感じにさせられる内容だったかな。