『ナイトウィザード The ANIMATION』第12話「さよなら」

幼い柊とくれは。神社の娘ということからクリスマスをしたことがないというくれはに、柊はケーキを買ってくる。「はわー」「柊の分は?」「俺はさあ、がまんできなくて途中で食っちゃったんだ」。こういう過去話は反則だって……。

ついに柊はくれはと戦うことになる。アンゼロットに指示したなぞの人物が存在し、その人物こそがすべての糸を操っていた。「なあくれは、俺は何かを成し遂げるために仲間を犠牲にするなんてごめんだ。世界を救うためだからってエリスを見殺しにはできない。それと同じだ、エリスを守るために、お前と戦うつもりもない。俺の魔剣は仲間を斬るためにあるんじゃない、撃ちたきゃ撃てよ、好きにしろ」、柊、無茶しやがって……。くれは、かわいいなあ。

シャイマール復活を企んでいたのはアンゼロットが信じていた「あのお方」だと言う。くれははキリヒトに刺される。キリヒトはゲイザーという世界の観察者、すべてを無にかえそうと考える。そしておじさまだった。

これは申し訳ないけど、話が月並みだ。世界に絶望した神様のような存在が、自分では手を下せないから世界を滅ぼしてくれる者をつくりだして、その者に関わった人たちを殺して自分の所為だと印象付けて力を覚醒させる、ある意味でパターンかもしれない。

最終話でどういう展開が待っているかたのしみだな。