『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』第03話「ファーストレッスン」

登場でいきなり告白されるななか。この黒いタートルネックがあるだけで、ななかの制服が特別なものに感じるから不思議。腕を掴まれて、それをすばやく振り払って困った顔をしてみたり。

義之の家で朝食をつくる朝倉姉妹。音姫は味噌汁を飲む義之をやさしい目で見詰めつつ「弟くん、きのう何をやらかしたわけ」、由夢「どうせまた悪さでもしたんでしょ」。由夢は相変わらずだけど、音姉は我関せずというか。「あさじゅけおいしい」

耳から煙を出す美夏を訝しみながら小恋はひとり桜並木を歩く。義之と待ち合わせをして登校していると思っていたけど。で、美夏の本当のことを話そうとする義之。「いいよ。今無理して言わなくても、義之のこと信じてるから」。お手手つないで登校。

再度ななかの告白されシーン。

義之は昼休みチャイム前に授業を抜け出してパンを買いに行く。しかし途中、美夏のバナナミン不足警告音が聞こえて、上階へ向かって駆け出す。

出遅れてパンを買えなそうな義之にななかが突然声をかける。「なんにする? こっちで選んでいい?」、ななかは笑顔で購買の列を譲ってもらって難なくパンを手に入れる。「じゃあね、義之くん」「どうして俺の名前を……」

放課後、音楽室の前に通りかかると聞こえてくるななかの歌声。まあこのための茅原実里だからなあ。そこに現れたななかの友だちで軽音バンドメンバーの小恋と渉。「ななかでいいよ」「はい、よくできました」

演奏を始める三人だったが、ギターがいない。というわけでおもむろにギターを弾き始める義之。うまいのでそのまま軽音バンド助っ人メンバーに。次の日の朝、義之は少し早く家を出る。「あー、古漬けおいしー」

本格的な練習を始めるななかバンド。で、挿入歌。義之はベースのチューニングも出来るのか。

練習のために小恋は義之の家を訪れる。つうかなんで音姉がお菓子やお茶の世話をしているんじゃろうか。「じゃあ、ごゆっくり」「今夜はカレーよ」「月島さんは中辛でいい?」音姉……。「カレーのルー買ってきてもらえるかなあ」音姉……。

音姉のカレー食ってみたい……。たまたま会った由夢に付いてきた美夏も一緒にカレーを食べる。隠し味はバナナ。

「一緒にバンドやれば、小恋のこと知ることが出来るかなって、そう思って始めたんだ」「義之……」

ななかはもっと握手するとかボディタッチをしてくるかと思っていたけど。とりあえず小恋の思い人だから最初から好感度が高いということで。