『バカとテストと召喚獣2』

バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)

学年最初の行事、学園祭。前回の試召戦争の影響で、Fクラスは痛んだござとみかん箱という環境になってしまった。そんな教室のせいで体の弱い姫路さんは体調を崩してしまう。貧相な設備、老朽化した教室、レベルの低いクラスメイト、これらに姫路さんの父親は絶望し、姫路さんに転校を勧める。明久と雄二は学園祭の出し物・中華喫茶と学園行事としておこなわれる召喚大会で挽回を期そうとする。

主人公は第一巻に増してバカでした。テストの点数は相変わらず。セルフツッコミ。そして何故か今回はメイド服に女装します。でもヒロインたちのことを考えて熱血になる主人公に好感が持てます。

ヒロインたちは第一巻に増してかわいいです。嫌味のない天然優等生の姫路さん、勝ち気で貧乳の美波、さらに主人公のことを「お兄ちゃん」と呼び慕う美波の妹・葉月。

少しだけ進んだ姫路さんとの仲を余韻に次巻につづく。

ここまで笑ったバカライトノベルはこの作品くらいです。笑いを求めるなら絶対おすすめの本。